就活雑感

就職活動が"解禁"されてから10日ほどが経過した。解禁と言っても、2月ころからダラダラと進めていた(気になっていた)ので、特に感慨はない。約40日ほどの活動を経て得た雑感を書き散らしたい。

 

1. 1日に1.5タスクしか進められない

各々の人間にはキャパシティというものがある。1,500字のレポートを書く際に7日を構想にあて3日を執筆に要する自分のキャパシティは高くない。就活でも低キャパシティは遺憾なく発揮され、1.5タスクが限界であると導き出した(1タスク:ESを一社書く, webテストを一社受検する, 面接を一回受ける・0.5タスク:ESの構想を練る)。1.5タスクの消化には正味1時間30分を要するが、この1時間30分に取り組むために10時間30分ほど「気」を練る必要がある。「気」の練り方として、無意味なインターネットサーフィン, 無意味なアニメ鑑賞, 無意味なウマのゲームがあげられる。全くもって非効率な時間の使い方をしているが、1日に1.5タスクは最低でも進められるとポジティブに捉えていきたい。3月後半から破綻しそうではあるが。

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2.説明会はメモを取って聞いた方がいい

就活以前はメモを取りながら赤べこになっているリクルートスーツの集団をあざ笑っていたが、ESの執筆にメモは非常に有用であることが分かった。「新卒採用webサイトとIR資料を読めば書けるだろw」みたいな、ものぐさな考えはかなぐり捨てた方が良いらしい。サイトとIR資料だけを参考にしてみたら、それらの文章に引っ張られてしまいなかなか執筆に苦労した。そこで、説明会を1から10まで文字おこししてみたら、だいぶ書きやすくなった。サイトやIR資料に含まれているが、換言された情報が含まれているからだ。換言された情報を用いるだけでだいぶオリジナリティが出てくるので、やっぱりメモは取った方が良い。まぁESの結果が返ってきたのはまだ一社しかないんだけどな!

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3.インターンの選考は合否にかかわらず受けた方が良い

「持たざる者」であることを自覚しながらその事実の発覚を恐れる人間(デカい主語)は、本選考に関わる可能性が低い(ようにみえる)インターンを忌避しがちである。インターンを受けない理由付けとしては、単に面倒くさいとか、費用対効果に合わないとか、資本家集団による策動とか色々後付けできるが、結局のところ市井の人間より多少はデキるという根拠が薄い自尊心が打ち壊されるのが怖かったのだ。しかし、人間は失敗から学ぶ生き物である。トライ・アンド・エラーを繰り返し、成長を進めていく。インターンの選考過程で成功と失敗を繰り返したのちに本選考に挑む人間と、裸一貫で本選考に挑む人間、どちらが有利であろうか?答えは自明であろう。面接がどのような調子で進行するのかさえ分からない人間がいきなり本選考にカミカゼ・アタックしたところで、良い結果は望むべくもないのである。インターンの選考を受け、謎の全能感を打破し、練習を積んだ方が身と精神のためであった。

 

 

なんつってる間に初面接っすよ(笑) あ~あ、就職活動の辛いとこね、これ